2017年10月13日金曜日

【報告】西山ふれあいワークショップ『西山の木をつかってブックスタンドをつ くろう』を開催しました!

 身近な西山の自然を知り、暮らしの中で木の温かみを感じてもらいたいという思いから、西山産の木材を使ったDIY体験、「西山ふれあいワークショップ」を8月26日(土)西代里山公園にて開催しました。
 大阪なんばにある体験型DIYショップ「DIY FACTORY OSAKA」から小寺先生、小島先生の2名を講師にお招きして、西山産ヒノキ材をつかったブックスタンドづくりに挑戦していただきました。
 当日は、午前・午後の2部が行われ、大人から子どもまで、合計40人が参加しました。
 ヒノキの良い香りに包まれて開会したワークショップ。
 西山森林整備推進協議会 井ノ上事務局長のあいさつでは、森林が持つ役割と、その役割を維持するためには適度な間伐(木を伐ること)が必要であることについてお話がありました。
 今回使用する木材も、森林整備によって伐ったヒノキが使われているということを知り、手に持った木材と窓から見える西山を見比べる参加者もいました。
 ノコギリで木材を切る工程は、大人でも難しく、講師の先生から、木の節(ふし)のはなしや、のこぎりを引くときの力のかけ方など、丁寧なアドバイスを受けながら、自分の手で形をつくる作業をやり遂げました。
 中には初めてノコギリを使う方もいましたが、コツをつかむと、黙々と、まっすぐと、真剣な目つきで取り組んでいました。
 カットした木材は、電動ドライバーで組み立て、ペンたて部分を釘で打ちつけ、やすりで断面を整えて完成です。
 木目や節の並び方も違う、カットした角度も違う。同じものは1つもない、自分だけの作品を手にして「リビングに飾ろうかな」、「教科書たてにする」などの声もあり、日々のくらしの中で、西山の森のあたたかみを感じていただけるきっかけになったことをとても嬉しく感じました。

 西山森林整備推進協議会では、今後も西山を身近に感じてもらえるようなイベントを開催していきます。
ホームページでも随時更新していきますので、みなさまぜひご参加ください。



「初めてのノコギリも、丁寧に教えてもらいました。」


「大人でも力がいる作業です」


「もうちょっと、あと少し…」


「初めて使う電動工具。力を合わせて慎重に」


「集合写真(午前の部)」


「集合写真(午後の部)」




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