奥先生のプロフィール:専門は造園学(森林風景計画)
1970年 石川県生まれ
1993年 東京大学農学部卒業 同年 農林水産省森林総合研究所に入省
2010年より東京大学農学部非常勤講師兼任
2012年より三重大学連携大学院准教授兼任
[主な研究テーマ]
[最近の著書]
⚫︎「魅力ある森林景観づくりガイド ツーリズム、森林セラピー。環境教育にために」(奥敬一ほか編著)、全国林業改良普及協会2007年
講演要旨:
森づくりにとって、市民団体やボランティア、NPO団体なくてはならない存在になりました。とくに里山のような身近で多様な価値が交錯する森林では、その存在感は一層大きくなっています。
この講演ではまず、里山を保全する上での市民団体の意義や役割を整理します。そして、市民活動に参加する人たちの「動機」が非常に多様であることを示しながら、そこに「連携」することの重要性や可能性を見いだしたいと思います。そして連携の取り方の事例をいくつか紹介しながら、連携による効果を確認するための視点を提供します。
そして、里山保全において市民団体に何が求められているのか、そして実際に何かできたのかを西山での取り組みを振り返りながら確認したいと思います。
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南 075-953-2853
加藤 075-951-0933