2016年3月10日木曜日

平成27年度視察研修を行いました

2月19日(金)平成27年度視察研修を行いました。西山での今後の森林整備の参考にするため当協議会では隔年で、先進的整備活動を行っている地域への視察研修を行っています。

今回の視察先は、兵庫県川西市、大阪府豊能郡豊能町。山から木を伐り出して、炭や薪として利用するといった、昔ながらの里山管理が続いている珍しい地域です。主にクヌギ林で、利用のための輪伐が周期的に行われています。またこの地域では、池田炭という菊炭が有名で、今もなお生業として炭焼きを行っているお家で、炭焼きの様子見学させてもらいました。
その他、新しい里山管理といわれてい夏緑高林(常緑樹やササを除伐して林内を明るくして、コナラなどの落葉広葉樹を育成)を進めている森林を見学し、昔ながらの里山管理との対比をしました。

参加された委員の皆さんから「西山でもこのような昔ながらの里山管理をたい「西山とは違った整備の様子を見せてもらえて、とても勉強になった」という声を聞くことができ、今後の西山での二次林整備を考える良い機会りました。
今回の視察内容を、平成28年度以降の整備事業に活かしていきたいと思います。

 
昔ながらの里山管理(台場クヌギ)

周期的に輪伐を行うことで、このようなパッチワーク状の景観が生まれ

新しい里山(夏緑高林管理)

伝統的な菊炭