2014年2月28日金曜日

第10回里山講演会『市民の力による里山保全の勘どころ』が開催されます

森林ボランティア団体である里山再生市民フォーラムが、講演会を開催されます。
申し込み不要、参加費無料です。興味のある方はぜひ、会場へお越しください。

日時:3月9日(日)午前10時〜12時
場所:中央生涯学習センター 創作室1
定員:60名
講師:独立行政法人 森林総合研究所 関西支所主任研究員(農学博士) 奥 敬一 先生 

奥先生のプロフィール:専門は造園学(森林風景計画)
 1970年 石川県生まれ
 1993年 東京大学農学部卒業 同年 農林水産省森林総合研究所に入省
    2010年より東京大学農学部非常勤講師兼任
    2012年より三重大学連携大学院准教授兼任
[主な研究テーマ]
里山の成り立ちと変遷、そして今後の保全と活用。職場では里山の成り立ちを調べ、保全や管理をどう進めていったらいいかを考え、地域では里山をいかに楽しく、うまく活用できるか周りの人たちと一緒に活動し,自宅では犬と遊びながら、薪ストーブを焚いています。
[最近の著書]
⚫︎「魅力ある森林景観づくりガイド ツーリズム、森林セラピー。環境教育にために」(奥敬一ほか編著)、全国林業改良普及協会2007年
⚫︎「薪ストーブがうちにきた くらしにいきる里山」(奥敬一監修・編著)、森林総合研究所関西支所、2010年
⚫︎「山・里の恵みと山村振興」(森林総合研究所編、分担執筆)、日本林業調査会、2011年  「シリーズ日本列島の三万五千年—人と自然の環境史 第3巻 里と林の環境史」(湯本貴和編、分担執筆)、文一総合出版、2011年
⚫︎「イギリスのカントリーサイド 人と自然の景観形成史」(オリバー・ラッカム著、奥敬一ほか監訳)、昭和堂、2012年

講演要旨:
森づくりにとって、市民団体やボランティア、NPO団体なくてはならない存在になりました。とくに里山のような身近で多様な価値が交錯する森林では、その存在感は一層大きくなっています。
この講演ではまず、里山を保全する上での市民団体の意義や役割を整理します。そして、市民活動に参加する人たちの「動機」が非常に多様であることを示しながら、そこに「連携」することの重要性や可能性を見いだしたいと思います。そして連携の取り方の事例をいくつか紹介しながら、連携による効果を確認するための視点を提供します。
そして、里山保全において市民団体に何が求められているのか、そして実際に何かできたのかを西山での取り組みを振り返りながら確認したいと思います。

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問合せ先
長岡京市里山再生市民フォーラム
  南 075-953-2853
  加藤 075-951-0933
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